2017年6月9日(金)平成29年度「稲佐地区防犯協会総会!

稲佐地区防犯協会(筒井正興会長)は、6月7日(水)14時から稲佐警察署5階講堂において稲佐警察署管内の各地区自治会長らが出席して「平成29年度稲佐地区防犯協会総会」を開催した。開式後、警察業務に協力、地域防犯活動に貢献された永年功労表彰者10年以上4名、5年以上3名に対し感謝状が授与された。筒井会長より「防犯活動にご尽力を賜った功労者に対してのお祝いの言葉、今後とも各地域における防犯・啓発活動にご協力を願う」、稲佐警察署長より「稲佐署管内の刑法犯認知件数も平成15年522件から平成28年93件に順調に減少している。県内における凶悪犯や特殊詐欺の事件も起きており、警察と地域の連携で犯罪をなくして行きたい」との挨拶があった。

議案審議では、役員(副会長)の承認について、連合自治会の会長交代に伴い岩永和男氏(水の浦連合自治会長)が副会長に選出された。事業計画では、安心・安全なまちづくりの推進を図るため「稲佐よくしたい」の浸透、「カギかけ・声かけ・見守り運動を推進」し、住民の身近な犯罪である空き巣狙い、忍び込等の侵入盗犯の防止を図など、少年の健全育成、こども・女性を守る活動の推進、高齢者の被害防止対策を確認した。犯罪概況の説明では、平成28年稲佐署管内の刑法犯認知件数は93件、そのうち窃盗犯52件と半数以上を占め、知能犯12件、粗暴犯10件となっている。特殊詐欺は県内96件(被害総額約1億3,000万円)、稲佐署管内では3件(被害総額約400万円)が発生し、特に高齢者が被害者となっているので、十分注意する必要がある。

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