任期満了に伴う長崎県知事選挙は、中村法道氏(無現)、大石賢吾氏(無新)、宮沢由彦氏(無新)の3人が無所属で立候補し、あす2月20日(日)投開票が行われる。新型コロナの「まん延防止等重点措置」適用の中、集会・イベントの自粛やコロナ感染防止策をとるなど、通常とは異なる選挙戦となり最終日を迎えている。私は連合長崎が推薦、国民民主党県連が支持する「中村法道候補」を、組織内議員として応援している。中村候補は、3期12年の実績や経験を挙げ「最後の4年間として不退転の決意で県内の諸課題に取り組みたい」と訴えている。しかしながら、中村法道候補は、現職の知事であるが故に新型コロナ対応などの公務を優先し、選挙活動を自粛している。マスコミによれば、中村氏と大石氏が激しく競り合っていると報道されており、「神輿に乗る人(候補者)」、「神輿を支える人(支援者)」、そして有権者の一票の積み上げで、中村法道候補の必勝を期そう。
一方、中村知事は新型コロナ対応で2月17日記者会見し、営業時短要請や県有施設の開館時間短縮、県立学校の部活動停止など行動制限の一部を見直すと発表、コロナ優先公務の成果が新規感染者数の減少に表れている。中村知事の記者会見を受け、長崎市では2月18日新型コロナ感染症対策本部会議を開き、休館している市内の162の公共施設について、一部を除き21日(月)以降、グラバー園や長崎原爆資料館、各地区の公民館など138施設を順次再開する。原則中止や延期としていた市主催イベントも同日以降、参加人数に上限を設けたうえで実施する。ワクチン接種は、3回目接種の接種間隔の前倒しを拡大、5歳から11歳のワクチン接種を3月中旬以降開始する。市立学校の部活動は、21日から自校のみで平日2時間程度とし、土日及び休業日は中止するとしている。基本的な感染防止対策の徹底、積極的に3回目のワクチン接種を受けよう。