長崎市議会は、2月15日(木)10時から市議会第一応接室において「議会運営委員会」を開催、平成29年第1回長崎市議会定例会について、議案の委員会付託分類・議会関係付議事件の定例会の運営について、特別委員会の設置、政務活動費運用マニュアルについてなど協議を行った。政務活動費運用マニュアルについては、1月31日開催の議運で持ち帰り協議となっていた「按分することとなっている個別の項目」及び「金銭出納簿のホームページ公開」について各会派から報告があった。協議結果は、政務活動とそれ以外の活動との割合が求めがたい場合の按分率の上限を4分の3から2分の1に、平成29年度分から変更する。各議員の政務活動費の具体的な支出内容を示す、金銭出納簿は5月15日以降にホームページで公開することになった。
今定例会では、本年度一般会計補正予算案(第7号)として、予算計上時との状況の変化に伴い、施行しない・できないもの、国庫補助等の内示減に伴うもの及び不用額が大きい事業など総額約11億7600万円の減額補正。平成29年度一般会計当初予算として、出島復元整備、クルーズ船寄港の増加に伴う外国人観光客の受け入れ態勢の強化、長崎駅周辺整備事業等へ2,096億7,000万円(前年比▲3.4%、72億9.862万円)、特別会計予算1,220億9,502万9千円(前年比▲0.9%、11億1,810万5千円)、公営企業会計予算454億5,965万8千円(前年比+1.4%、6億3,987万3千円)の総額3,772億2,468万円7千円(前年比▲2.0%、77億7,685万2千円)の予算案21件や条例改正案20件など58件が上程されることになった。会期は、2月22日(水)から3月16日(木)までの23日間と申し合わせた。