ながさき実り・恵みの感謝祭長崎市実行委員会(長崎市後援)及び長崎水産加工業協同組合(長崎市後援)は、11月26日(土)・27日(日)の両日、出島ワーフ前及び三角広場並びにおくんち広場(夢彩都横)において長崎市の農林水産物のPRと地産地消を目的に「ながさき実り・恵みの感謝祭2016」並びに「ながさきかんぼこ祭り」を同時開催した。実りの恵みの感謝祭オープニングでは、加藤副市長より「地産地消の推進や地元産のPRを含め、かんぼこ祭りと同時開催している。長崎デスティネーションキャンペーン中でもあり長崎の食を堪能してほしい」、野口市議会新議長より「恵みの感謝祭は第14回目の開催となる。地元の新鮮な野菜や果物、新鮮な魚・海産物など長崎の食をPRしよう」との挨拶があった。
オープニングアトラクションでは、「島人ぬ宝」の曲に合わせて仁田保育所の年長さんによる、かわいいエイサーが披露された。出島ワーフ会場では、長崎産の大根やニンジン、ミカンなどの農産物に加え、干物や鯨肉といった海産物、かまぼこをはじめとする加工食品を販売するブースが並び、会場周辺は多くの市民や家族連れらの買い物客で賑わっていた。三角広場では、ブース見学中に「カキ焼きコーナー」に案内を受け、生産者が真心を込めて育てた戸石産の新鮮なカキを堪能した。少し肌寒さを感じながら、炭火で焼いたカキはすごく美味しく、ついつい何個も食べて席を離れるのが遅くなってしまった。車で会場に行ったため、ビールが飲めず残念であった。
ブースは、市内の生産者や飲食店関係者を中心に約43店舗が出店、ながさき和牛「出島ばらいろ」のステーキ串、水産加工品の販売コーナー、野菜や果物、スイーツなど大地の実りと海の恵みの逸品が市価より安く並んでいた。食文化を発信するブースでは、鎖国時代の出島に丁子蔵などが存在し、それに因んで豚肉をウスターソースとクローブ(丁子)で角煮風に煮込み、パイ生地で包んだ長崎発の「オランダ角煮パイ」が販売されていた。1パック1個入り(500円)を購入し、長崎初の出島の食を味わった。その他に、鯨のかつ揚げや糖度の高いミカンを購入し美味しく食べた。また、ながさきの美味しいかんぼこが揃ったおくんち広場にも立ち寄り、ぶらぶらと見学するなか13時前の帰宅となった。