長崎市議会都市再生・財政問題特別委員会は、7月14日(月)から16日(水)にかけて長野市・富山市を訪問し、「中心市街地活性化基本計画について」、「市役所第一庁舎・長野市民会館建設事業について」、「コンパクトなまちづくりについて」など、副委員長班7名(議員5名、議会事務局1名、理事者1名)で行政視察を行っています。7月14日(行政視察1日目)は、10時過ぎに長崎空港を出発、中部国際空港に到着後、JR中央線が先日の台風の影響で不通となり、当初の計画を変更し宿泊先の長野市ホテルサンルート長野への移動となった。ホテル到着は18時頃、視察の予定は組めず14日(月)は移動日のみとなった。ホテル前には、長野駅が隣接しており2015年春に北陸新幹線(長野から金沢)の金沢延伸や善光寺の御開帳を迎えるなかで、長野駅新駅ビル(善光口)の建設が行われていた。
行政視察2日目(7月15日)は、9時過ぎに長野市役所を訪問し、先ず、総務部第一庁舎・長野市民会館建設事務局より建設概要の説明を受けた。新第一庁舎の建設は耐震性の確保・市民サービス機能の向上など、新市民会館は質の高い文化芸術拠点の設置などの目的で建設され、両施設の合築(一体免震構造)地上8階・地下2階の構造で、事業費は153.5億円となっている。いずれも、合併特例債の活用により市の財政負担を軽減している。新第一庁舎の施設は、災害対策本部機能の強化、総合窓口(ワンストップサービス)や市民交流スペースの設置、環境に配慮した施設(地中熱利用、太陽光発電など)、バリヤフリー対応、議会機能の充実などを。新市民会館は、専門性の高い特色あるホールとして、音楽主目的(演劇・講演等)対応の大ホール(1300席程度)、音楽ホールの小ホールA(300席程度)、小劇場(演劇・展示等)の小ホール(200~300席程度)、リハーサル室、練習室等を備えた施設内容となっている。中心市街地活性化基本計画については、後日掲載します。