長崎市議会令和7年第5回定例会（11月議会）は、11月25日に開会し12月12日までの18日間の日程で開催された。補正予算（第4号）は、障害者自立支援介護給付費6,078万4千円、障害者訓練等給付費3億7,160万7千円など施策の推進に係るもの5億4,937万9千円、九州新幹線西九州ルート農業用水渇水対策施設維持管理基金積立金に係るもの28億6,915万1千円、その他14億1,168万3千円、12月12日に上程された人事院勧告に基づき国家公務員の給与に関する法律が改正されたことに伴う、補正予算（第5号）給与改定に係るもの1億1,324万1千円など一般会計補正予算総額49億4,345万4千円。国民健康保険事業2億4,989万2千円、中央卸売市場事業194万4千円、介護保険事業8億3,044万1千円など、特別会計補正予算に11億2,433万1千円を可決した。
条例改正は、長崎みなとメディカルセンターにおいて許可病床数等を変更することに伴う地方独立行政法人長崎市立病院機構第4期中期計画の変更の認可について、 センターの経費節減、経営安定化、構造改革の執行状況など、今後、定例会ごと議会に報告するよう求め、付帯決議を採択した。また、建築基準法施行令の一部改正に伴う長崎市手数料条例の一部改正、森林火災の予防の実効性を高める林野火災に関する注意が設けられる長崎市火入れに関する条例の一部改正など。公の施設の指定管理者の指定について（長崎市茂木地区ふれあいセンター等8地区）、工事の請負契約の締結について（琴海中学校改築管工事等）、（仮称）長崎市南部学校給食センター整備運営事業に係る契約の一部変更など。決算14件、条例10件、予算13件、その他17件、報告5件、議員提出議案2件（議員定数、付帯決議）を可決・同意した。
