2021年11月15日(月)「市民連携フォーラム」!

長崎市地球温暖化防止活動推進センター(サステナプラザながさき)は、11月14日(日)10時から長崎市議会議場において若者(中・高・大学生)、市議会議員、市長、市民団体等の関係者ら約60が参加し、「市民連携フォーラム~次世代との対話~」を開催した。長崎市では令和3年3月17日に、「ゼロカーボンシティ長崎」の宣言が行われ、脱炭素化に向けて対話を着実に進め、加速して行く必要がある。その一環として、これからの長崎を担う次世代の若者たち(次世代ステークホルダー)の、この問題に対する関心を高め、意見を集約し「提言」として発表・意見交換するする機会としてフォーラムは開催された。市民連携フォーラムは、サステナプラザながさきからの呼びかけに応えて、33名の大学生及び中高生が集まり、5回にわたる「次世代ステークホルダー会議」を経て発表された。意見・要望の内容は、概ね受け入れられるものであり、時間はかかるものの議員として出来る事から実行し、議論結果の内容は行政へ反映して行きたい。

その議論発表の概要は、①「市議自身に取り組んでほしいこと」では、目先の課題ばかりに気を配るのではなく、将来的なことも見据え地球温暖化への対策に取り組んでほしい。環境問題に取り組む企業や団体へ補助金を支給・増額し、その金額を明確に示していく事を検討、可能であれば実行できないか。今すぐに少しずつ確実な改善を目指し、全世代から協力して行くムードをつくってほしいなど。②「子ども・若者向けに市議に働きかけてほしいこと」では、子どもから親への影響力は大きい。子どもやそれを通じた両親、地域コミュニティに対して、環境について楽しく学べる環境を整えるために、環境教育(ながさきエコスクール、ながさきサステナスクール)の普及・PR活動の実施。ながさきエコライフ基金に対する補助金の増額や、学校、地域コミュニティでのイベントの開催しやすさを向上させるなど。③「長崎市(行政)に対する要望」では、地球温暖化対策実行計画に関するわかりやすい説明&PRを。県産品購入の呼びかけ、県産品を購入ことでのポイントの贈呈など。

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