KAKKIN長崎(核兵器廃絶・平和建設長崎県民会議、松尾敬一議長)は、6月26日サンプリエールにおいて役員らが出席して「KAKKIN長崎令和3年度第1回理事会」を開催した。KAKKINは、自由と民主主義を育て、守り、人間の尊厳を最重視する。社会正義の追及によって公正、安全な社会の実現を目指す。いかなる国の核兵器、核実験に反対するとともに、原子力の平和利用を推進するなど運動理念のもと活動を推進している。開会冒頭、松尾議長より「KAKKIN長崎は、被爆者支援や核兵器廃絶の取り組み、原子力の平和利用推進など取り組みを行っている。コロナ禍の中、平和集会は規模を縮小、時間短縮も含めて実施したい」との挨拶があった。中島KAKKIN長崎事務局長(同盟友愛連絡会)より、2020年度の被爆者カンパ活動で、県内102万5,899円の浄財を集約、全国では1,533万4,304円が集まり、県内7団体に502万2,680円の救援費を支出したとの報告があった。令和3年度のカンパ金の配分は550万となり、長崎原対協、恵みの丘原爆ホーム、長崎原爆資料館、被爆者手帳友愛会、佐世保市総合医療センター、長崎純心大学、その他(運営活動費)に贈呈することを確認した。
次に、福田小学校区コミュニティ連絡協議会(田中洋一会長)は、6月27日福田地域センターにおいて「福田小学校区コミュニティ連絡協議会三役・部会長会議」を開催した。福田小学校区では、令和元年9月に連絡協議会を結成し、「地域のことは地域で決める」仕組みづくり、各部会での話し合いなど、事業計画及び予算に基づき事業を進めている。三役・部会長会議では、自然環境・防災、歴史・伝統、きずな、生活環境・交通の各部会長から令和3年度の事業計画の進捗状況の報告があった。新型コロナの影響で、伝統行事のペーロン大会、福田の夏祭りは中止となったが、「合同防災訓練事業」、「歴史・伝統継承事業」、「多世代交流ふれあい事業」、「シニア向け生活環境改善事業」など、知恵と工夫を重ね実施したとの説明があった。その後、事務局から市民提案型「高齢者のゴミ出し支援事業」について、事業目的・内容など説明があり、今後取り組むか否か、高齢者の困り事・相談事の把握、ボランティアの募集など意見交換を行い、高齢者の支援について検討することになった。