新型コロナワクチン接種について、河野行政改革担当相は7月2日(金)の記者会見で、「これから先、自治体の希望量は残念ながら供給できないとし、7月後半の2週間分の配送量は自治体希望量の3分の1にする」と発言、地方自治体は「ワクチンが来ない」ことも含め、今後の接種体制の見直しを余儀なくされている。国は希望する高齢者(65歳以上)の接種を7月末までに、高齢者以外の希望するすべての市民を10月から11月までに接種が終わるよう、地方自治体では準備を行ってきた。長崎市では、個別接種を行う医療機関に接種回数の増、集団接種会場のさらなる増設・夜間接種も含めて計画していたが、田上市長は昨日(5日)ワクチン供給量が減少しているとし、7月21日以降に開始予定だった59歳以下の新規予約を先送りすると発表した。接種券が発送されている60歳以上の人で、既に予約をして接種を進めている人、優先接種対象者は予定通リ実施される。
計画一部変更は、個別接種(かかりつけ医)は、7月20日までで新規予約の受付を一旦停止する。集団接種は、7日まで現在の8か所で予約を受付、8日からは長崎大学(文教町)と南部市民センター(末石町)となる。59歳以下の接種券の発送は、7月中旬ごろまでに年代別に順次発送され、当初予定から3日程度遅れる。優先接種者は、接種を終えていない65歳以上の高齢者、60歳から64歳の者、基礎疾患を有する者、小中学校の教職員、保育士等(保育所、認定こども園、幼稚園、放課後児童クラブ)、高齢者、障害者施設等(入所・訪問・通所等のサービスを行う事業所)の従事者、障害者施設入所者の対象者となっている。詳しい情報は、長崎市ホームページ、ワクチン接種コールセンター〈☎0120-095827〉、長崎市公式ラインなどでご確認下さい。なお、長崎県庁エントランスホール(尾上町)においても、現時点で7月9日(金)までの接種予約が可能となっており、長崎県ホームページでご確認下さい。