2023年6月2日(金)「長崎くんち小屋入り」!

暦も替った6月1日は、長崎くんちで奉納する出し物の稽古始めとなる「小屋入り」、踊り町の世話役や出演者が諏訪・八坂の両神社で清祓を受けて大役の無事達成を祈願したとニュースで流れていた。小屋入りは、江戸時代に各踊り町が6月に小屋を建て、俗世との関係を絶って稽古を始めた事に由来する行事という。長崎くんちは約380年の長い歴史を誇り、日本三大祭りの一つに数えられ、長崎市の氏神「諏訪神社」の秋季大祭として10月7日から9日までの間開かれる。新型コロナの影響で3年間中止となり、今年の踊町は10年ぶりの奉納となる。(写真は10年前の鯨の塩吹き、阿蘭陀万歳)

今年の踊町と演(だ)し物は、桶屋町「本踊り」、栄町「阿蘭陀万歳」、万屋町「鯨の潮吹き」、本石灰町「御朱印船」、船大工町「川船」、丸山町「本踊」が担当する。諏訪の森の奉納まで長丁場、長崎の伝統芸能を次世代に継承することや、くんちを通じて地域の活性化・絆づくりが期待される。昨日(1日)は午前中雨、正午を過ぎると梅雨空の雲の隙間から明るい光が差し込んで来たので、松ヶ枝岸壁に接岸していたクルーズ船「ル・ソレアル(総トン数10,992トン、全長142.1㍍)」を撮影した。午後2時過ぎに市議会の控室に出向き、執務を行っていたらシャギリの音色が鳴り響き、「晴れの舞台」に備えてほしいと願った。

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