市民クラブ建設水道委員会メンバー3人は、昨日27日(金)10時から墨田区役所を訪問し、墨田区公園マスタープランの「災害からまちを守る公園」、「誰でも快適に使える公園」「地域コミニュティを育てる公園」などの調査と京島地区の現地調査を行ないました。墨田区の概要は、昭和22年年3月15日に区制施行が行なわれ、人口は約25万人、世帯数は約13.4万世帯、面積13.75k㎡で長崎市(人口約44万人、世帯数18.9万世帯、面積406.43k㎡)より行政区域は狭い地域です。一般会計の財政状況は約1098億円、長崎市(約2142億円)と比べると一人当たりの財政が豊かな都市で、「東京スカイツリー」の5月開業に向けて準備が進められ、観光スポットとして「国際観光都市すみだ」が大いに期待できる街です。
墨田区公園の現状は、160箇所の公園があるなかで多くが500㎡から1000㎡の小さな公園が多く、中規模公園が少なく1ha以上の公園は10箇所有るとの事です。大規模な公園は河川沿い(隅田川など)に分布、児童公園やこども広場等の小規模な公園は市街地内にあるとの事です。計画の枠組みは、平成36年度(2025年)に現状約25万人を目標として公園行政として113.7ha(必要整備面積42.8ha)、一人当たり面積5㎡の目標値が設定されています。公園マスタープランの基本理念は、「すみだの表情をつくる」~人々のあたたかみと水と緑を感じる公園~であり、基本方針は、①積極的に面積を拡大する②質を向上する③区民とともに育てる事を示し、都市生活に水と緑の潤いを与えるまちの骨格となる新しい公園をつくるなど公園整備戦略プラン10の基本的考え方の説明を受けました。その後、戦災で被災していない下町の京島地区緑地整備箇所の現地視察を行ないました。