三菱重工㈱長崎造船所(宮崎正生所長)は、さる8月9日(水)10時から昭和寮内食堂において遺族・関係者など参列するなか「三菱原爆殉難者慰霊祭」を執り行った。72年前の8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾で長崎のまちは一瞬に壊滅し、職域や地域における死亡者は約7.4万人、負傷者は約7.5万人が負傷した。当時、三菱重工長崎造船所で働いていた約3,000人、学徒動員約1,000人の皆様も犠牲になった。多くの御霊のご冥福を祈念し、宮崎所長より「長船事業所は先人達の尊い犠牲のなかで発展してきた。より平和な社会の実現を目指さなければならない」、酒井執行委員長より「永遠に忘れることが出来ない祈りの日である。被爆者も高齢化し核廃絶も遅々として進まずあの惨禍を繰り返してはならない」と慰霊の言葉が述べられた。
次に、三菱重工労組長船支部(酒井隆執行委員長)は、来る8月27日(日)15時から長崎水辺の森公園(大地の広場)において、恒例の真夏のビッグイベント「2017とっとっと祭り」を開催する。三菱球場(稲佐町)から水辺の森公園に場所を変更して今回で14回目(通算30回目)、「県民・市民の皆様に感謝をこめて」、夏休みのイベントとして県民・市民の皆様にも定着している。今回の特別ゲストは、谷村新司、矢沢透とともに“アリス”を結成した「堀内孝雄」活動停止後、ソロ活動を展開し昨年歌手生活45周年を迎えた。なじみの曲は、「冬の稲妻」「愛しき日々」「恋唄綴り」など数多くのヒット曲を出している。その他のゲストは、ものまねの「ノブ&フッキー」、よさこい演舞の長崎大学「突風」、和太鼓の「西方小天狗」が出演し、海上打上花火も準備されている。水辺の森公園に足を運び,ひと時のイベントをお楽しみ下さい。