長崎市議会市民クラブ(源城和雄団長)は、「活力ある住みよい長崎をめざして」をスローガンに、中・長期的視野に立ち新規要求も含め88項目(平成25年度予算で取り組むべき重点課題18項目)」の政策提言を取りまとめ、田上市長に対し「平成25年度政策要求」を行っていましたが、昨日4日(月)14時30分から市役所の会議室において政策要求の回答を受けました。開会冒頭、田上市長より「平成25年度予算編成は、第4次総合計画をベースに重点P/Jの事業を進めて行く。市庁舎建設については市民の声を聞き、コンベンション施設は専門家チームを編成し詳細に詰める必要がある。行政としていま何をすべきか、方向性を決めて対応していく」との見解が示されました。
政策要求に対する主な内容は、「長崎がんばらんば国体」に向けた競技力の向上と競技施設等の環境整備については、開催まで2年足らずとなり組み合せに左右されない実力を養成出来るよう選手強化に努め、今年は各競技リハーサル大会を開催し機運醸成を図るとともに、競技場内での係の配置や競技の運営に関わる役割の確認、宿泊・弁当業務の斡旋及び選手監督等の輸送等を検証し万全を期していく。住宅リフォーム助成制度を継続して充実を図る事については、平成23年2月から申請件数3,904件、補助金額3億1,595万円に対し工事費総額48億8,233万円、直接的な経済効果は15.5倍になり一定の効果があり平成25年度も継続して実施するとの回答が示されました。政策要求の回答を受け、源城団長より「前向きな回答を受けて一定評価する。新庁舎建設・コンベンション施設整備にあたっては時期をとらえ市民に対し十分な説明と幅広い意見を聞く機会を設けてもらいたい。大型事業については市民の声を反映し議会との連携を十分にとって対応願う」との意見・要請が行われました。