2018年2月2日(金)「市民クラブ行政視察(その1)」!

長崎市議会市民クラブは、1月29日から31日の2泊3日で沖縄市・那覇市において「子ども向け防災教育の取り組みについて」、「スポーツ観光の推進について」、「中小企業の振興に向けた取り組み」、「水野資料館について」などの行政視察を行った。沖縄県における観光の振興については、沖縄県の入域観光客数は平成28年約877万人で、国内旅行需要が堅調に推移し航空路線の拡充などが主な要因となっている。外国人の観光客の比率も平成28年では約210万人と、海外航空路線の拡充及びクルーズ船の寄港回数増による外国人観光客の大幅増加につながり、4人に1人が外国人観光客となっている。沖縄県の観光収入は平成28年で約6,602億円、観光客1人当たりの消費額は約72,000円、平成30年の観光客数を約900万人と見込んでいる。

沖縄市のスポーツ観光の推進は、平成8年に沖縄市がスポーツコンベンションシティを宣言して、広島東洋カープの春季キャンプをはじめ、FC琉球、琉球ゴールデンキングスのホームタウン宣言、その他様々なジャンルの大会や合宿の受け入れを行うなど、スポーツを通じた地域振興を推進している。沖縄市の強みは、県内で唯一2つの運動公園(コザ運動公園・県総合運動公園)を有し、陸上競技場やサブトラック、体育館、サッカー場があり、最新機器が揃う施設でアスリートをサポートしている。コンベンションの誘致については、1月29日に宿泊した「オキナワグランメールリゾートホテル」を中心に働きかけを行い今日に至っているとの説明があった。当日はプロサッカーチームがホテルに宿泊し、春季キャンプを行っていた。2月1日からはプロ野球チームが沖縄県内でキャンプを始める。

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