2017年2月15日(水)「新船ジュピター完成記念内覧会」!

ユニバーサルワーカーズ㈱(久遠龍史社長)は、2月13日(月)13時から長崎港の常盤桟橋において軍艦島(端島)上陸ツアーで運航する「新船ジュピター(JUPITER)完成記念内覧会」を開催した。内覧会では、久遠社長より「お客様にもっと喜んでもらいたい、長崎の世界遺産をもっと知ってもらいたい、との思いから小さな夢が芽生え新船建造となった。新船ジュピター(定員206名,99トン)は、クルーザー型旅客船を軍艦島仕様にデザインしたもので、各フロアに案内用のテレビモニターや音響システムを完備している」、来賓挨拶では「長崎の港・まちを変えてくれることを期待する。ツアーを通じて軍艦島(端島)の魅力を発信してもらいたい」などの挨拶があった。

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」構成資産の軍艦島は、かつては炭鉱で栄え日本の近代化に大きく貢献した島である。同社は長崎港の常盤桟橋発着のツアーを1日2便運航、世界文化遺産に登録されたことなどから平成27年度は約7万3千人が利用した。新船ジュピターは、全長32m、幅6.3m、現在のマーキュリー(定員140名、49トン)より定員は約1.5倍、横揺れを抑える構造が特徴で、3階建ての船内には案内用のモニターが設置され、海中を見られるエリアが設けられている。また、発光ダイオード(LED)照明を多く用いており、長崎港の夜景クルーズも検討されている。ジュピターによる軍艦島ツアーは、3月中旬就航予定となっている。

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