平成27年第6回長崎市議会定例会は、さる11月27日開会し一般質問が12月7日に終わり、12月8日より各常任委員会に付託された案件が審査されている。こん定例議会は、9月議会に引き続き長崎市職員の業務ミス・不適切な対応などによって、議会運営や委員会審査に影響を及ぼしている。11月27日には決算委員会委員長報告及び議案が上程されたが、長崎ロープウェイ稲佐岳駅舎増築ほか主体工事の設計と現状の地盤の状況が異なっていたことによる設計の変更に伴う完成期限及び契約金の変更が環境経済委員会に付託されたこと。12月7日一般質問終了後に、本会議が開かれ観光施設事業特別会計補正予算(稲佐岳駅舎工事費2,760万円)が可決された。12月9日には教育厚生・建設水道委員会の合同審査会で「新市立病院駐車場棟建設工事における雨水渠損傷の経過報告について」所管事務調査を行った。
次に、建設水道委員会の審査概要は、土木費の繰越明許費、大橋町赤迫1号線の道路新設改良事業費(3億8,50万円)債務負担行為の補正、道路災害復旧費(5,000万円)、バリヤフリー対策費負担金(45万円)などの補正予算や、長崎駅西側の4街区3区画地(3,300㎡)に隣接する小規模地権者の仮換地先である土地(4街区2区画地119㎡)取得費(3,974万6千円)など可決した。所管事務調査(連合審査会)では、教育厚生・建設水道委員会の連合審査会で「新市立病院駐車場棟建設工事における雨水渠損傷の経過報告について」調査を行った。陳情では、(仮称)大村湾横断浮橋架橋に関する陳情について、防災工事に関する陳情についての説明を受けた。所管事項調査では、あたご新道について、長崎外環状線(新戸町から江川町間)について、フリーゲージトレインの開発状況について、排水損事故などについて調査を行った。また、本日は12時30分より議会運営委員会が開かれ、長崎市松山町駐車場の指定管理者の指定について、13時より本会議に上程され建設水道委員会に付託され可決した。