長崎県子ども会育成連合会・長崎市子ども会育成連合会は、1月14日(土)13時からメルカつきまちプラザホールにおいて「子どもの手による子ども会」の定着を図ろう~ジュニア・リーダーの手による子ども会運営を目指そう~をテーマに「平成28年度長崎県子ども会指導者・育成者研修会(長崎市大会)」を開催した。開会冒頭、子ども会活動に功労・功績があった指導者5名に対し表彰があり、その後、主催者・来賓より「一人ひとりの交流が薄れ、文化・生活の知識・知恵の低下も懸念されるので、自立する力・生きる力を育んでほしい。子ども会活動も厳しい状況にあるが、困難を乗り越え子ども達の育成にご尽力願う」との挨拶があった。
研修会では、筑後・中町子どもを守る会の指導者より「人をつなぎ、まちを結ぶ 子ども会活動」と題して、子ども会の特徴は二つの町で協力運営し、子どもに主体性を持たせた運営を行っているが、違う学校へ通う子ども同士の親睦・融和、未加入の子どもの入会促進、地域内での情報共有など課題がある。運営の中での工夫は、年間のイベントマニュアルの作成、より多くの保護者の方に運営に参加して頂くためにイベントリーダー制に取り組んでいるとの発表があった。講演会では、県レクリェーション協会の都知木睦氏(事業普及部長)より「楽しさの調味料で子どもを元気に!」の演題のもと、横尾地区の活動を通じて、楽しさを継続すること、大人・スタッフも楽しむことなど聴講した。