前日に引き続き、一般質問の観光振興について「長崎スタジアムシティを軸とした観光振興」の概要を掲載する。質問:長崎スタジアムシティを軸とした観光振興、出島メッセ長崎と連携した交流人口の拡大に向けた取組みは?回答:長崎スタジアムシティの開業に伴い、プロスポーツのみならず、アリーナでは大型イベントイベント等も開催されることから、市外から多くの方が長崎を訪れることが期待される。経済波及効果を高めるには、この機を逃さず、来訪者に市内各所へ足を延ばしていただき、滞在時間や消費拡大に繋げて行くことが重要である。この回遊策は、銅座・思案橋エリアや浜口・浦上エリアにおけるスポーツファン向けの飲食イベントの支援など、まちなかへの周遊促進を図る取組みを進める。
これらの情報は、長崎の歴史、文化、食、体験コンテンツなどの観光情報と合わせて旅マエの段階から訴求していくことが重要であるため、市の公式サイトやSNSのほか、ゼンリンのアプリ「ストローカル」と連携するなど、様々な媒体で広く周知を行う。出島メッセ長崎との連携は、これまでパブリックビューイングを共同開催するなど、イベント連携を図っており、MICE誘致についても今年2月に東京で開催された「国際MICEエキスポ2024」で共同セールスを行っている。昨年度の出島メッセ長崎の利用実績は約66万人で、経済波及効果は約136億円となり、目標とする61万人及び114億円をそれぞれ達成しているが、相互の施設の特性や強みを活かし、機能を補完し合うことで、大型MICEの誘致につなげ、さらに交流人口の拡大を図るとの回答があった。