長崎県戦没者慰霊奉賛会長崎支部は、11月1日(日)15時から平和会館ホール(平野町)において遺族会・連合自治会長、民生委員地区会長・援護関係団体など約500名が出席するなか、「長崎市戦没者追悼式」をおごそかに執り行った。追悼式では、主催者より「終戦から70年尊い命を捧げた事は忘れえぬ、深い悲しみ・苦しみを乗り越え生きぬいてきた。今日の発展がある事を後世に引き継がねばならない」との式辞が述べられ、その後、遺族代表の献花が行なわれた。来賓より「祖国を想い・家族を守るため国難に殉じられたご遺族を想えば戦争を繰り返してはならない。戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継がねばならない」との追悼の言葉が述べられた。異国の地等で亡くなられた戦没者(14,941人)の御霊に対して、私も人類の平和と幸せを願いながら祭壇に献花した。
次に、長崎市中央卸売市場開設40周年記念事業実行委員会は、11月1日(日)17時からニュー長崎ホテルにおいて市場・行政関係者らが集い「長崎市中央卸売市場開設40周年記念式典・祝賀会」を執り行った。中央卸売市場は、昭和50年7月1日に東長崎地区に開設、新鮮で安心安全な青果物を毎日、市民の台所へ届ける重要な役割を担う流通の拠点であり、生産車、出荷者の取引の場としての役割を果たしてきた。式典では、主催者より「少子高齢化等による国内消費の減少や食品流通の多様化など、卸売市場を取り巻く情勢は厳しさを増しているが、多様化する消費者ニーズを踏まえ産地との連携、消費者と生産者の期待に応えて行きたい」との挨拶があった。その後、卸売市場の発展と円滑な取引にご尽力頂いた関係者に、九州農政局長・長崎県知事・長崎市長から関係団体・個人に対して感謝状・表彰状が授与された、