長崎市議会建設水道委員会は、12月6日(火)から8日(木)にかけて長崎市地区計画の区域内における建築物に係る制限に関する条例の一部改正、長崎市景観条例の一部改正、平成23年度長崎市下水道事業会計補正予算(第2号)など、所管事項として、定住自立圏構想(中心市宣言)、矢上大橋有料道路無料化社会実験開始前後の交通状況、長崎市斜面市街地の整備促進に関する条例などについて審査・調査を行ないました。長崎市景観条例の概要は、景観法に基づき地区ごとに建築等のルールを定めた景観計画を実施するために、届出の手続きなどを定める条例です。
今回の一部改正は、特徴的な歴史・文化を背景とした景観特性が備わっている外海の大野地区及び出津・牧野地区並びに深堀地区について、地域の特性を活かした景観の形成を推進するため、景観形成重点地区に指定するもので、現在4地区(東山手・南山手、中島川・寺町、館内・新地、平和公園)に加え、外海地区(大野地区、出津・牧野地区)・深堀地区が追加されます。質疑の論点は、外海の黒崎地区が地元の同意が得られなかったこと、地域住民との意見交換・住民説明会の参加状況が少なかったことなど、今回の反省を活かし今後対応してほしいと要望しました。