2024年5月10日(金)「GW県内観光客動向」!

長崎県は5月9日、2024年のゴールデンウィーク(GW)期間中(4月27日~5月6日)、県内の主な観光施設(32カ所)を訪れた人は39万3,480人で、昨年の同時期と比べて11万人上回ったと発表した。1日平均の観光客数は3万9,348人で、昨年より25%増。新型コロナが「5類」に移行されて初のGW、人出が最も多かったのは5月4日(土・祝)で、約7万4,000人という。GWの来場者が多かった施設やイベントは、波佐見陶器まつりに約25万人、DEZIMA博に約21万人、東彼杵町の道の駅「彼杵の荘」に4万6,501人、グラバー園に3万6,695人訪れたとしている。県は2023年に比べて、新型コロナが5類移行したことや期間中の天候に恵まれたことなど、屋外型の施設を中心ににぎわったとしている。GW期間中のクルーズ船の長崎寄港は5隻。

次に、JR九州は5月7日、GW期間中の新幹線と在来特急の利用状況を発表、西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の利用者は約8万9千人で、前年同期比99.5%、新型コロナ禍前の2018年の在来線特急(諫早―長崎)と比べると101.6%という。また、2023年度の長崎空港を利用した客は約286万人で、新型コロナウイルスの感染拡大前の9割弱まで回復し、長崎空港ビルディングによると前の年度と比べ約28万9000人増えたとしている。国内線の利用者は、前年度に比べて10%以上増え、約285万8000人、定期路線の運航が再開した国際線は3850人。長崎空港ビルディングは、2023年5月に新型コロナ「5類」となったことで、回復傾向が続いているとしている。今後とも、地域経済の活性化に繋がることを期待する。

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