長崎港における令和7年のクルーズ客船の入港数は、令和6年の実績160隻を上回る189隻が予定されている。昨年は、中国系のクルーズが6割、欧米系が3割でしたが、今年は中国系4割、欧米系4割と欧米系の割合が高くなる見込み。春の訪れとともに、3月9日時点で長崎港への入港は27隻、そのうちダブル入港は7回が予定されている。先ずは、3月1日に入港した“ピアノ・ランド”総㌧数69,840㌧、全長260.69㍍、全幅32㍍、乗客定員1,810人、乗組員760人、済州島から長崎へそして上海に向う。
また、3月4日に入港した“アドラ・マジック・シティ”総㌧数136,201㌧、全長323.6㍍、全幅37.2㍍、乗客定員約5,200人(客室2125室)、中国が自前で建造した初めての大型クルーズ船、上海航路を拠点に運航している。済州島から長崎へそして上海に向かう。3月7日に入港した“スペクトラム・ドブ・ザ・シーズ”総㌧数169,379㌧、全長348㍍、全幅41㍍、乗客定員約4,200人、乗組員約1,500人、客室デッキ数18(旅客利用区画)が松ヶ枝岸壁に接岸、さすがに大型のクルーズ船で、上海から長崎へそして上海に向う。2025年の就航は上海を拠点に福岡、長崎、鹿児島、八代のクルーズが計画されている。