長崎市議会平成23年第4回(9月議会)定例会は、9月5日から9月22日までの18日間の日程で開催されました。今議会の補正予算は、平成23年度一般会計補正予算約26億2323万円、特別会計(約4733万円)、公営企業会計(約▲3億8553万円)の補正予算総額約22億8503万円が上程され、条例改正では地方独立行政法人長崎市立病院機構に職員を引き継ぐ長崎市の内部組織を定める条例、専決処分報告など26議案を可決・同意しました。また、議員提案の「九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)諫早・長崎間の早期実現に関する決議」「地方消費者行政に対する国の実効的支援を求める意見書」「公共交通機関の存続に向け、JR九州等に係る経営支援策等に関する意見書」「ウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書」を可決しました。東日本大震災の影響で国の公共事業費が執行留保されたことに伴う減額補正額は総額約13億440万円、雇用や景気対策の観点から地域経済に与える影響は大きいことから、長崎市独自の緊急経済対策費約11億4698万円が含まれています。