2014年2月18日(火)自治基本条例「シンポジウム」開催!

2014.2.16 自治基本条例シンポジウム (2)前日に引き続き、自治基本条例「シンポジウム」及びトークセッション(討論)の概要について掲載します。会場には、自治会関係・社会福祉協議会や諸団体の役員、一般参加者も含めて参加されていましたが、年齢層は50歳代から70歳代の人が多くを占めていました。開会前に、司会者より「写真撮影はご遠慮願います」のアナウンスがありましたので、撮影をひかえ昨日17日広報広聴課より写真を提供してもらいました。開会式では、田上市長より「自治基本条例検討懇話会からの中間報告を受け、自分たちのまちは自分たちで良くしよう。みんなでまちづくりを進める、長崎のまちづくりのスタンスを考えるスタートにしたい」との挨拶があり、その後、堀尾正明氏(フリーキャスター)の講演がありました。

2014.1.16 自治基本条例シンポジウム〈トークセッション)元NHKアナウンサー堀尾氏は、現在、ネット・メールの社会になっているが、まちづくりは人間と人間のコミュニケーションが大事である。子どもの頃は、近所のおばさんに育てられたが、高度成長とともに「しがらみが嫌で繋がりを切ってしまい、ご近所付き合いも薄くなった」と問題提起しました。また、空き巣被害などの課題に取り組んだ地域住民(東京都杉並区馬橋地区)の、「ご近所付合い広目隊」のパトロール・挨拶運動をすることで犯罪者を遠ざけるなどの事例を交え、「一人の女性の発想と情熱が地域の結束をつくり、空き巣被害がゼロになった」との成功例が紹介されました。トークセッションでは、まちを良くするきっかけは特別なことをするのではなく、チョットしたきっかけでまちが変わる。やって見よう、やって見ることから道は開ける。住民が主体的に行政を動かす取り組みが必要である、などの見解が示されました。

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