この一年間「活動の備忘録」に掲載した議会活動の主なものを回顧しながら再掲する。先ずは、9月定例市議会における一般質問、1点目は平成23年度公共施設白書策定から令和3年度公共施設マネジメント地区別計画がされているが、公共施設マネジメントの取組状況、地区別計画の福田地区公民館・福田地域センターの建替え検討状況、市営住宅の具体的取組、市有財産の利活用の取組など。2点目は、観光振興についての動向、クルーズ船の現状認識及びクルーズ船誘致のアクション、長崎スタジアムシティを軸とした観光振興、宿泊税の活用状況など。3点目は、長崎サミットについてこれまでのサミットの成果、カーボンニュートラルの推進など。4点目は、屋外広告物条例への対応について質疑を行った。
また、議長の諮問機関として「議会制度検討会」を設置し、議員定数と議員報酬、ハラスメント、SNSの発信の在り方についてなど協議、各会派の意見を集約し8月20日に市議会議長へ中間答申を行った。その主なものは、議員定数は人口1万人に対し議員1人という考えのもと4人削減し、次の改選時から定数36人とする条例改正案の対応を行う。議員報酬は、検討会で出された意見を踏まえ、長崎市特別職報酬審議会において審議してほしい。ハラスメントの防止等に関する指針、ソーシャルメディア運用ガイドラインについては協議決定、政務活動費運用マニュアル改正は一部内容を修正した。委員会運営、議員活動を長期間欠席する場合等の議員報酬の取扱い、最終答申案などは令和7年1月14日に取り纏めることになっている。