長崎市議会2月定例議会において、一昨日29日(水)17時30分頃より一般質問を行ないましたので、その概要について報告致します。先ず、客船連続建造に向けての環境整備については?長崎の基幹産業である造船業は、厳しい国際競争力にさらされており、勝ち残っていくために地域を挙げた取り組みにより、造船業の展開に適した環境を整える必要がある。長崎市においても、客船等の建造体制の構築支援のため連携体制を整え、長崎県と協議を行ない地場企業の競争力強化と受注拡大を進める支援策として、「ものづくり技術習得奨励制度(400万円)」を予算案に盛り込んだ。県が産業人材の育成のための訓練講座の提供、市が企業の技術力・競争力強化のための人材支援と役割分担を行ない効果的な取り組みを考えている。また、長崎県は、造船関連技能・育成事業(4,423万円)、モノづくり経営基盤強化支援事業(2,829万円)を新年度予算に計上している。長崎の経済の活性化には、基幹産業である造船業とそのすそ野を支える地場製造業の活性化が重要であり、関係機関・団体とも緊密な連携を図りその支援に力を入れて行くとの見解が示されました。