同盟友愛連絡会(酒井隆会長)は、4月16日(土)から17日(日)の一泊二日、長崎あぐりの丘高原ホテル(四杖町)において約120名が参加して「同盟友愛連絡会第7回友愛塾」を開催した。この友愛塾は、平成17年から“旧同盟の理念や労働組合の進むべき道”や労働組合の原点を見つめ直し、新たな活動に活かす事などを目的に開催され、今回通算13回目の友愛塾となった。開講式では、松尾敬一塾長より「同盟友愛の目的・精神・民主的労働運動などを継続するとともに、民主党の理念を継承し新たな民進党としての活動を展開しよう」との挨拶があった。
対象者は、基幹労連長崎県本部、ゼンセン同盟長崎県支部、交通労連長崎県支部、日産労連、支払基金労組など産別・単組の役員、組織内各級議員(県・市・町議会)らが参加した。講義Ⅰでは、梅沢昇平氏(友愛労働歴史館研究員)より「民社の歴史と現代―政治・労働・リーダーシップ」と題して、民社の思想や日本における民社の運動の歴史、いま問われえているのは何か?リーダーの責任など講義を受けた。その思想は、左右の全体主義と対決し自由と民主主義の社会を擁護、資本主義社会の矛盾を克服し福祉国家の建設、独裁と一党支配に反対し健全な民主主義政治体制の実現についてなど、歴史から民社党の目指した方向性を学んだ。また、夕食交流会や各部屋別交流会も行われ、産別・単組の役員、組織内議員団が一堂に会し、親睦・交流を深めあった。