長崎地区の労働4団体(連合長崎地協・長崎地区労・同盟友愛連絡会・長崎県中連懇話会)などでつくる第84回長崎地区メーデー実行委員会(峰義彦実行委員長)は、昨日1日(水)10時30分より長崎水辺の森公園において3,600人が参加するなか「第84回長崎地区メーデー」を開催しました。開会冒頭、峰実行委員長より「労働者の社会的地位の向上と働く仲間の意思結集の場にしたい。生活安定のために地場中小春季生活闘争を最後まで闘おう。参議院選は政権与党に影響力を持つかどうかの戦いであり必勝を期そう。東日本大震災の地域の復興・再生に全力で支援しよう」との決意が示されました。
来賓祝辞では、連合長崎森会長より「東日本大震災からの復興・再生に支援しよう。組織強化・拡大を図らなければならない。参議院選は危機感を持って行動で示そう」、高木衆議員より「日頃からのご支援・ご協力に対するお礼と雇用の拡大・安定に向けて注力したい」、中村県知事より「地場産業の振興に繋がる雇用環境の整備や産業の活性化に努めたい」、田上市長より「変化の時代にあり産業政策も社会の動きに合わせ参画したい」と、それぞれお祝いと連帯の挨拶がありました。
メーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働者が低賃金と1日10数時間に及ぶ長労働時間に抗議し、8時間労働を要求して立ち上がったのを起源とし、1日のうちの「8時間は労働に、8時間は眠りに、そしてあとの8時間はわれわれの自由に!」をスローガンに、第1回国際メーデーは1890年にスタートしました。昨日のメーデーでは、「すべての働く者の連帯で、自由で平和な世界と希望の持てる安心で豊かな社会をつくろう!」のスローガンを採択、メーデー宣言や「核兵器廃絶と世界恒久平和をめざす特別決議」「第23回参議院選挙必勝決議」などを採択し、ガンバロー三唱で勤労者の意思結集を図りました。