清水・九鉄・西海特定建設工事共同企業体は、12月17日(木)11時から長崎市尾上町地先(長崎駅高架橋工事現場内)において来賓・工事関係者約120名が出席して「九州新幹線(西九州)、長崎駅高架橋工事安全祈願」を執り行いました。フル規格で整備する武雄温泉―長崎(約67㌔)は約6割がトンネルで、長崎市天神町の斜面地にトンネルの出入り口を造り、高架橋で国道をまたいで長崎駅につなげる。全長762m、工事費約44億円、年度内にも天神町の用地交渉に入り、2019年5月の工事完成を目指す。年明けに長崎駅側から工事に入り、来年夏から秋ごろにかけて高架橋の柱が立ち始めるとのことです。
式典では、発注者より「フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の開発が遅れているが、予定通り工事は進めていく」、長崎市長より「高架工事は市民が注目している、平成34年にFGTが入ることを信じている」、施工者より「十分な安全対策を講じ、無事故・無災害で工事を行い地域に迷惑をかけないよう工期内完成を誓う」との挨拶があった。フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発が難航し、開業予定の平成34年(2022年)春の本格導入は難しくなっており、長崎県議会においても「開業時期を平成34年度から可能な限り前倒しする」とした政府・与党申し合わせの厳守を国に求める意見書を賛成多数で可決している。
次に、長崎市青少年育成連絡協議会・長崎市子ども会育成連合会・広報啓発専門委員会は、12月17日(木)18時15分から長崎市民会館アマランス研修室において役員・関係者ら約60名が参加して「長崎市育成連合同研修会」を開催しました。研修会では、平野美和子氏・岡本千夏氏(長崎県警察本部少年サポートセンター)より「少年サポートセンターで出会う子どもたち」を演題として、相談活動から感じる気がかりな子どもたちの特徴、街頭歩道活動、立ち直り支援活動、少年相談活動などで連携の大切さ、地域で子どもたちを見守っていこう等の講演がありました。福田中学校区育成協からは役員6名が参加しました。