7月4日から続いた局地的な豪雨、きょう8日は朝から太陽の明かりを見ながら新聞を手に取った。新聞を見れば「九州豪雨死者56人に」の見出し、筑後川氾濫、県内8河川も氾濫、避難指示の対象者は九州を中心に計63万世帯、計約138万人に上ると報道されている。近年、「観測史上最大の記録的な雨量」、「記録的短時間大雨」、「線状降水帯」、「数十年に一度の大雨」などの報道が多くなり、河川の氾濫やがけ崩れ、家屋への浸水被害など広範囲にわたっている。過去の教訓を踏まえ、国では5段階の警戒レベルと避難情報を整備し、普段からどの様な状況の時、どの様に行動すべきかを示している。警戒レベル5は「住民が命を守るための最善の行動を取る」、レベル4は「速やかに避難・避難を完了しておくこと」、レベル3は「避難準備が整い次第、避難を開始する」など、警戒レベルに応じて行動をする必要がある。梅雨前線が停滞する中、地盤は緩み土砂災害の発生が高くなっており、十分な注意が必要である。(写真は国道202号大浜町、通行に支障をきたし危険との連絡を受け、石ころを路側帯に応急処置し、行政に処理を依頼した)