昨日に続き、ユニオン・ネットワーク・インターナショナル(UNI)世界大会の開会式の挨拶を紹介する。歓迎の挨拶として知事は、UNI結成10周年に対してのお祝いと感謝の気持ちを示し、平和行進・平和集会を通じて原爆の実相にふれ、世界恒久平和と核兵器廃絶に向けてご尽力をお願いした。市長は、長崎は古くから海外から多くの文化を受け入れ、発展して来た街であり国や文化の違いを越えて長崎の魅力を満喫してほしい。(写真は長崎県オペラ協会の皆さん)
主催者のUNI会長(ジョー・ハンセン)からは、長崎は平和の象徴であり、この長崎で組織拡大、団体交渉権、グローバル枠組協定など4年間の方向性を定め、世界の労働者の生活改善に対し権利を確保したい。また、UNI日本加盟組織連絡協議会の桜田会長より、200名を超えるボランティアの紹介、核無き理念を世界へ発信しよう。それぞれの挨拶の合間に、日本文化の紹介やパフォーマンスがあり、海外からの参加者にとっては思い出に残る大会になったと思う。