2010年11月3日(水)上海万博が閉幕！

「より良い都市、より良い生活」をテーマに5月1日に開幕した中国・上海万博は、10月31日に184日間の開催期間を終えて閉幕した。半年間の入場者数は、7300万人に達し1970年（昭和45年）の大阪万博の6400万人を抜き、過去最高と報道された。福州市友好都市提携30周年記念訪問団の一員として、万博を見学したが246の国や団体が出展した会場への入館は長い列が出来ていた。国の威信をかけた万博の成功は、上海市民への入場券無料配布、地方政府・国有企業への動員要請などにより国内外に誇示された。しかし、沖縄県・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件の対応で、民間・地方レベルの友好関係を損なう行為もあり、複雑な気持ちで閉幕の新聞記事を読んだ。（写真は8月26日撮影、日本パビリオンへ入館のためテントの下で待機している入場者）