大浜町自治会(井上重久会長)は、5月20日(土)10時から大浜町公民館において会員・役員ら約20名が参加して大浜町自治会「いざという時に役立つ救命講習会」を開催した。開会冒頭、私より「町内においても防災マップを作り各世帯に配布し、いざという時の安全を守る啓蒙活動などを行っている。今回、心肺蘇生法とAED取り扱いについて初めて講習を受けるが、これを機に緊急時の対応について考えよう」との挨拶を行った。中央消防署飽の浦出張所西救急救命士より「実は多い家の中にある危険な場所」、「このような場合は迷わずに救急車を呼ぼう」、「おぼえよう応急手当」、「AEDの使い方(電気ショック)」など配布された資料を参照しながら講演を受けた。
「おぼえよう応急手当」では、時間の経過で低下する救命のチャンスや応急手当が救命のチャンスを高める。心肺蘇生法では、先ず傷病者・倒れた人など周囲の安全確認を行った後、「大丈夫ですか!」と反応を確認すること。大声で叫び「誰か来て!」と応援を頼む、「119番とAED」の手配を依頼する。「普段通りの呼吸」がない場合は心停止とみなし、胸骨圧迫から開始し胸骨圧迫30回と人口呼吸2回の組み合わせを速やかに開始する。気道の確保・口対口の人口呼吸で2回吹き込み、再び胸骨圧迫を再開するなど講習を受けたが、AEDの使い方(電気ショック)の講習を受ける時点で、福田校区OB会総会出席のため退席した。いざという時の場合は、勇気を持って対応することや、大声で応援を呼ぶことなどを再確認した。