長崎市議会は、11月22日に開会し12月9日までの18日間と11月定例会の日程を決めた。補正予算案の概要は、エネルギー費用負担の軽減につなげるエネルギー消費性能が優れた家電等への買換え費用に補助する補助金6,676万5千円、事業者の経営安定化につなげる自家消費型の太陽光発電設備等の導入費用補助金3,200万円、プレミア付商品券等発行支援費補助金6,230万円など、原油価格・物価高騰対策に係る費用は合計で9億1,913万5千円。重度訪問介護及び居宅介護及び就労継続支援では、新型コロナの影響により利用者が増加したことに伴う障害者自立支援給付費を3億7,600万1千円に増額、PCR検査費等新型コロナ感染症対策費11億2,287万1千円など、コロナ禍からの社会・経済の復興に係る費用は合計で12億3,543万6千円。
次に、南総合事務所の会議室や執務室の空調設備の取替工事を行う施設改修費に7,390万円、JR長崎本線連続立体交差事業費負担金1億6,875万円など、施策の推進に係る費用として10億5,115万6千円。財政運営のため一般会計令和3年度決算譲与金の一部を基金及び特定目的基金に積み立てる基金積立金に13億8,807万円。高齢者施設等の防災改修工事費等を一部助成する経費6,155万3千円、災害復旧に係るもの4,900万円など一般会計補正予算53億6,124万3千円、特別会計補正予算24億9,461万3千円の総額78億5,585万6千円が上程された。併せて、市庁舎本館及び議会棟の解体に係る一般会計債務負担行為なども上程された。