長崎県知事選挙は、2月20日投開票が行われ即日開票の結果、無所属新人の大石賢吾氏(39歳)が初当選を果たした。新型コロナ「まん延防止等重点措置」適用中の選挙戦となったが、大石賢吾氏23万9,415票を獲得、中村法道氏23万8,874票、わずか541票差で現職の中村氏を破った。県選管によると、当日有権者数は110万6,346人(男51万3,201、女59万3,145)で、投票率は47.83%と、過去最低だった前回36.03%を11.8%上回った。選挙戦は大石賢吾氏対中村法道氏の事実上の一騎打ちを大接戦の末に大石氏が制し、「世代交代」を果たした。戦後の公選制導入以降の歴代県知事の中で、大石氏は全国最年少の知事となり、12年ぶりに長崎県の新しいリーダーとなった。
次に、長崎市議会令和4年第2回定例会(2月議会)は、本日(21日)開会し3月11日まで開催される。一般会計当初予算案は、歳入歳出2,167億1千万円(前年比▲3.4%)で、出島メッセ長崎が完成し、新庁舎建設や新大工町再開発などの大型事業に一定の目途が付いたため、投資的経費245億3,100万円(前年比▲30.4%)となっている。12の特別会計予算案は1,147億9,641万2千円(前年比+1%)、水道・下水道事業の公営企業会計予算案は384億4,897万7千円(前年比▲1.7%)の総額3,699億5,538万9千円(前年比▲1.9%)となっている。条例改正は、観光の振興を図る施策に要する費用に充てるために宿泊税を課する「長崎市宿泊税条例」、「長崎市庁舎の会議室等の市民利用に関する条例」、「土地の無償貸付け」、「財産の交換」、「財産の無償譲渡」、「工事の請負契約の締結について」など上程される。