2022年2月22日(火)「平和公園の記念植樹」!

長崎市は2月18日、東京2020オリンピック聖火リレー点火セレモニーを実施した、長崎市平和公園において「さくらの記念植樹」を行った。植樹される桜は、公益財団法人日本さくらの会から東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレー開催を記念して寄贈されたもの。東京大会の機運を醸成、復興五輪としての取り組み、コロナに打ち勝つための勇気を与えるイベントとして、全国各地で植樹を行い、さくらを通して後世に伝承する事にしている。今回の記念植樹は、本県が「まん延防止等重点措置」の適用を受けている中、長崎市を代表して田上市長、市議会を代表して井上議長(私)、行政関係の担当者のみで実施された。コロナ禍の影響は、基本的な感染拡大防止策の徹底、参加者の自粛、イベント・行事の中止・縮小などで“まちの元気”が薄れる事が懸念される。さくらの苗が大きく育つとともに、早期のコロナ収束を願うもの。

この平和公園の記念植樹で思い出したものに、キャロライン・ケネデイ駐日大使が、2013年(平成25年)12月に日米友好の象徴として米国から日本に贈られた「ハナミズキ」と核兵器禁止平和建設国民会議(核禁会議)が植樹した「山桃の樹」があり、その場所に足を運んだ。“ハナミズキ”は植樹から8年、“山桃の樹”は植樹から11年それぞれ成長していた。核兵器禁止平和建設国民会議(核禁会議)は、1969年(昭和44年)8月、国民カンパで「平和の泉」を建設し長崎市に寄贈、同年8月6日“平和の森”の建設をはじめる最初の植樹として、山桃の樹”を「平和の木」と命名して慰霊植樹、平成23年2月核禁会議結成50周年記念事業の一環として5本の“山桃の樹”を植樹している。“山桃の樹”は、花が咲き、実がなり、この実に鳩や小鳥がさえずり、たわむれる平和の憩いの森になることを祈って植えられたもの。長崎から核兵器廃絶・平和の発信を行おう。

タイトルとURLをコピーしました