長崎市議会令和元年第5回定例会は、11月18日開会し一般会計補正26億2,544万1千円の予算案や条例改正15件、人事1件、予算8件、報告3件、その他55件が上程された。先ず冒頭、田上市長から11月10日から15日にかけてドイツ・ハノバー市で開催された「平和首長会議」に出席し、来年8月に広島市で開催される「第10回平和首長会議総会」で策定する次期ビジョン、行動計画等審議した。2点目は、フランシスコ教皇が11月24日被爆地長崎を訪問し、核兵器廃絶に向けた平和アピール、日本26聖人殉教地の訪問、250年の信仰を守ったキリスト教関連遺産(世界遺産)の後押しに対するお礼など行政報告があった。会期日程は、11月26日(火)から12月13日(金)の18日間と決定、閉会中に付託された平成30年度長崎市一般会計歳入歳出決算など、各常任委員会委員長報告通り認定された。
主な補正予算は、平成30年度決算剰余金の一部を積み立てる財政調整基金へ11億5,874万7千円、小規模多機能型居宅介護事業所の整備費に6,400万円、民間病院施設整備事業費補助金5,578万6千円、地域エネルギー事業体出資金1,750万円、現在建設中の恐竜博物館における杭工事や増床などに伴う整備費1億1,980万円など。条例改正では、本市における消防団員の確保を図るため、消防団員の資格要件を見直す消防団員の任免等に関する一部を改正する条例、財産の取得について(拠点避難所用防災資機材)、公の施設の管理を行わせるため地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を経る必要がある公の施設の指定管理者の指定について(長崎ブリックホール、稲佐山公園・ロープウェイ、出島など43施設)など上程された。あげられている。一般質問は11月29日(金)から12月4日(水)で16人が登壇する。