長崎県消防協会・長崎市は、6月5日(日)13時30分から長崎市民会館文化ホールにおいて県内各市町の消防団・来賓らが出席するなか「第69回長崎県消防団大会」を開催した。開会冒頭、東日本大震災並びに熊本地震の犠牲者及び消防殉職者に対して黙とうを捧げ哀悼の意を表した。大会では、中村総裁(県知事)より「消防団は長年にわたり地域の防火・防災に努められ、住民の安心・安全に貢献されて来た。昨今の災害は多様化して、住民の避難・救急活動、復旧・復興にご尽力されており、今後とものご協力を願う」、長崎市長より「地域において欠くことのできない消防団は地域防災の要である。一堂に会し功労表彰を受けられる皆様に敬意を表す」との挨拶があった。
その後、春・秋の叙勲(瑞宝双光章・瑞宝単光章29名)、高齢者叙勲(瑞宝単光章4名)、叙位(正六位1名)、死亡叙勲(瑞宝単光章1名)が授与され、消防長官表彰は島原地域広域市町村圏組合消防本部島原市消防団(竿頭綬1団体)、功労章・永年勤続功労章(個人42名)の伝達があった。また、長崎県知事表彰(個人2名、6事業所)、長崎県民表彰(団体1、個人6名)、日本消防協会長表彰(団体2、個人208名)、長崎県消防協会長表彰が行われた。来賓挨拶では、「地域防災力の強化・災害に強いまちづくり、基盤となる消防団の組織強化を図る。郷土愛に輝く消防精神に敬意を表す」との祝辞が述べられた。消防団員の今後のご活躍・ご健勝を祈念する。