長崎市消防局は、1月7日(土)10時から長崎市民会館及び11時30分から長崎市水辺の森公園において消防局職員や各地区消防団員、婦人防火クラブの関係者約3,000人が参加するなか長崎市「消防出初式」を執り行った。市民会館の式典では、田上市長より「大規模災害発生時における相互支援を検討し、災害に対する備えに万全を期したい。地域を支えるには消防団・婦人防火クラブ、地域の皆様が中心なり安心・安全なまちづくりに協力してほしい」、野口議長より「市民の財産・生命を守るため議会として頑張って行く」、三谷消防局長より「自然災害時は被災地の自治体だけでなく広域的な連携が必要で、地域に根差した地域防災力の向上、消防団の充実強化に努める」とそれぞれ抱負が述べられた。
その後、地域の防火、防災に尽力した個人や団体へ、長崎県知事表彰(永年勤続功労章)15名、長崎市長賞(勤続表彰)354名、長崎市長賞(団体表彰)37団体、長崎市長表彰(一般表彰)3団体・個人2名、長崎県消防協会長表彰242名などに対し表彰が行なわれた。また、水辺の森公園では、11時30分から11時40分に消防車の機械器具点検が行なわれ、12時からは市立長崎商業高の吹奏楽部の演奏に合わせ、各地域の消防団・婦人防火クラブ、自衛消防隊・少年消防クラブなどの分列行進及びパレードが行なわれた。締めくくりは、消防車32台と消防艇4艇から長崎港へ向けて一斉放水が行なわれた。人命と地域を守る消防団員・関係者皆様の諸活動に敬意を表します。