長崎帆船まつりは、4月25日(木)から29日(月)にかけて長崎港(長崎水辺の森公園・出島ワーフ周辺)において「2013長崎帆船まつり」が幕を開けました。25日は晴天にも恵まれ、入港パレードや出島ワーフ特設ステージでの入港セレモニーなど水辺の森公園及び長崎港周辺に集まった多くの観光客や市民らが、春の一大イベント「長崎帆船まつり」を楽しんでいました。
今回は、長崎の夜景が世界三大夜景に認定されてから初めての帆船まつりであり、期間中19時から22時まで帆船のイルミネーション点灯、船内一般公開、27・28日は20時30分から20時45分まで打ち上げ花火(各1000発)、体験クルーズ(観光丸)は27日(土)28日(日)の午後13時5分、17時5分、18時40分、29日(月)14時から、操帆訓練のセイルドリル(27日13時~16時は日本丸、28日13時~16時はコリアナ・ドーントレッダ―)など約30のイベントが行なわれます。
また、入港パレードの帆船を撮影しましたので、その勇姿を一部紹介します。日本最大の帆船「日本丸」、全長110m、全幅13.8m、4本マストで約50m、総トン数2,570トン、独立行政法人航海訓練所の練習船で、客船やタンカーなどの船長・機関長を目指して、商船大学・高専、海員学校などで学ぶ学生の訓練航海を行っています。世界でも有数の高速帆船として名をつらね、帆船に真っ白い帆が張られる様子は帆船まつりの見所のひとつとなっています。
次に、オランダ国王から1855年徳川幕府に献上された「観光丸」、全長65.8m、全幅9m、総トン数353トン、長崎海軍伝習所の練習船として使用された日本初の蒸気帆船です。現在の船は、国立アムステルダム海事博物館所蔵の設計図と模型を基に、オランダ・ハウスデン市の造船所で、できる限り当時に近い姿で復元されたものです。今日27日からゴールデンウィークが始まります。長崎港に彩る光やイベント、帆船と夜景など是非お楽しみ下さい。詳細は、長崎市コールセンター(☎095・828・8888)へお問い合わせ下さい。