前日に続き、この一年間「活動の備忘録」に掲載した主なものを回顧しながら再掲する。第27回参議院議員選挙は、7月20日投開票が行われ「深堀浩氏」186,747票を得るが、勝利に届かず涙をのんだ。長崎選挙区の候補者は6人、終盤戦は自民現職を猛追したものの、参政党新人も追い風に乗って善戦、深堀陣営あと一歩抜け出せず、残念な結果となった。国民民主党は、改選4から17議席へと全国的には大躍進を果したものの、長崎選挙区では結果が出せなかった。選挙戦は、7団体懇話会(連合長崎、同盟友愛、平和運動センター、中連懇、立憲民主党、社民党、国民民主党)を中心に、支援労組・支援団体、多くの関係者らのご支援・ご協力を賜り感謝する。長崎県選挙区の当日有権者数は106万6,191人、投票率は55.78%、深堀浩氏の得票は186,747票、自民現職は246,585票となり、59,838票の差が付いた。

次に、昨年の総選挙で国民民主党は7議席から4倍増の28議席へ、参院選で改選4から17議席に大躍進、その結果、国民民主党が訴えたガソリン税暫定税率の廃止、年収の壁引き上げなどの政策が実現した。ガソリン税暫定税率(25.1円)は、2025年12月31日をもって廃止される。1974年に2年間の臨時措置として、道路をつくる財源として導入されていたが、一般財源となり、こん日まで残り続けていた。ガソリン税本体の税率は、1ℓ当たり28.7円で、そのうえに25.1円の暫定税率と石油石炭税2.8円が上乗せされていた。しかも、この合計価格に10%の消費税がかかっていた。また、所得税が生じる「年収の壁」を160万円から178万円まで引き上げる事で合意した。併せて、自動車や軽自動車にかかる地方税「環境性能割」を廃止するとことも合意し、手取りを増やす政策が実現した。


