
この一年間「活動の備忘録」に掲載した主なものを回顧しながら再掲する。長崎市は、8月9日10時45分から平和公園(松山町)において、石破首相をはじめ各与野党の代表、遺族や被爆者、95カ国の駐日大使ら約2,700人が参列、「被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を営み、原爆で亡くなった皆様のご冥福をお祈りするとともに、核兵器廃絶に向けての誓いを新たにした。鈴木史朗市長は、平和宣言で「対話と分断の悪循環で、各地で紛争が激化しており、即時停戦を要求。核戦争への発展を懸念し人類存亡の危機が地球で暮らす私たち一人一人に出し迫っている。日本政府には非核三原則、核兵器禁止条約への署名・批准を求め、国指定地域外で長崎原爆に遭い被爆者と認められていない、被爆体験者救済を強く要請するなど」、地球市民と連携して核兵器廃絶と平和に力を尽くすと宣言した。


次に、天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは、長崎ピース文化祭2025の開会式に先立ち、戦後80年に際し、激戦地の硫黄島や沖縄、被爆地広島を訪問した慰霊の旅で、被爆地長崎で締めくくる。天皇、皇后両陛下の行幸啓に伴い、私たち長崎市議会議員団も、長崎市松山町の爆心地公園で原爆落下中心碑において「特別奉送迎」や、尾上町の長崎県庁での「提灯奉迎の集い」に出席した。両陛下の本県訪問は即位後初、愛子さまは初めての訪問。爆心地公園では、中心地碑に花束を供え、深く拝礼され、「原爆投下により犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、これまでの長崎の人々の苦難を思い、平和への思いを新たにしました」と、マスコミ報道があっていた。(爆心地公園での天皇ご一家の写真撮影は禁止のため、長崎新聞の写真を掲載した)


