長崎市議会定例会(9月議会)は、さる9月2日に開会し、今日5日から6会派15人による一般質問が行なわれ、私の所属する市民クラブからは6人が登壇します。先ず、市民クラブの野口達也議員は、東長崎地域の公共交通、住宅リフォーム助成制度、長崎がんばらんば国体など行政の取り組みについて、質疑を交わしました。東長崎地域の公共交通については、7月3日の県議会環境生活委員会において、県営バスの東長崎地域における運賃値下げ(長崎中心部~網場・矢上・矢上団地間など)及びローカル線全線(8路線)と、長崎市中心部から東長崎方面の路線のうち、運行効率が悪い3区間を廃止、ほか1路線の一部区間を減便、平成26年4月1日実施予定とする事を明らかにし、長崎市から財政支援を求める考えが示された。質疑のなかで、バス運賃値下げは平成8年以降地元自治会などからの要望や、市議会からの指摘を受け県営バスに働きかけを行なってきたことなどこれまでの経緯、公共交通事業の維持・確保に対する公的支援は、他の交通事業者の参入が見込まれない場合や、例えば地元の商店や病院等による輸送サービスなどの代替手段も無い場合に限って、その必要性を議論し実施すべきものと理事者側の見解が示されました。