長崎市福田小学校(大石政孝校長)は、本年度も「学校・家庭・地域の連携を一層深めるための取組を充実させ、子どもの心を見つめ、子どもの心と向き合い、命を大切にし、他人を思いやる心豊かな長崎っ子の育成を目指す」ことを目的としている。福田小学校では、6月19日(火)から25日(月)まで「長崎っ子の心を見つめる教育週間」を設定し、学校の教育活動を公開している。また、長崎市立福田中学校(飯口泰介校長)は、6月30日(土)から7月6日(金)の期間中に公開授業が行われる。本県では、児童や生徒が他人の命を奪うという痛ましい事件が発生し、「命の大切さ」や「他人への思いやり」など、豊かな心を育む教育が推進されている。
福田地区においても、その一環として「子どもを守るネットワーク巡回パトロール」を定期的に実施している。先日、福田小・中学校から「心を見つめる教育週間」の公開授業の案内を受け、6月24日(金)福田小学校の公開授業を参観した。土曜日の公開授業とあって、各教室には既に多くの保護者らが参列し、道徳授業で子ども達がどのような教育を受けているのか参観していた。私も1年生の低学年から各学年の授業を拝見、公開授業のためか元気な子どや少し恥じらいのある子ども、まわりを気にしている子ども等、様々な性格・個性があるなかで、物事を教える側(先生)の事前準備を含めた分かりやすい「教え育てる姿」を垣間見た。