長崎市西部地域包括支援センターは、9月15日(水)19時から福田地区公民館(福田支所2F)において民生委員・児童委員、自治会長、社会福祉施設の関係者らが出席して「第3回福田地区ネットワーク会議」を開催した。地域包括支援センターは、地域の高齢者の心身の健康保持及び生活の安定のために必要は援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的として活動しており、その一環として日常生活圏域における地域包括支援ネットワーク構築を目指し、福田地区ネットワーク会議が開かれている。
ネットワーク会議では、主催者より「高齢化社会のなかで関係者が一堂に会し顔の見える活動を推進しよう」との挨拶があった。第2回ネットワーク会議を振り返り、共通の課題として、地域の高齢者を見守り、支えていくためには民生委員・自治会・老人会などをはじめとする地域の住民や介護事業所が協力しながら、お互いが共通した情報を共有できる環境や、システム作りが必要である。高齢者を見守るうえで、必要な情報を共有できるように、「長崎市の安心カード」を基に、福田地区独自のシートづくりについてグループに分かれ意見を述べあった。次回ネットワーク会議では、貴重な意見を踏まえ包括支援センターで整理し、シートの原案を確認、実際の運用方法について考えることになっている。