長崎市消防局は、1月7日10時から出島メッセ長崎及び11時40分から長崎県庁舎そばの防災緑地「おのうえの丘」において消防局職員や各地区消防団員、婦人防火クラブの関係者約1.500人が参加するなか長崎市「消防出初式」を執り行った。出島メッセの式典では、田上市長より「昨年8月に雲仙市で3人が犠牲になった土砂災害などを引き合いに災害への備えを万全に。暮らしやすいまちづくりに努め、希望あふれる年が災害のない平和な一年となるよう祈っている。地域を支えるには消防団・婦人防火クラブ、地域の皆様が中心なり安心・安全なまちづくりに協力してほしい」、私（井上議長）より「市民の財産・生命を守るため議会としても消防体制の充実に努める」とそれぞれ抱負が述べられた。
その後、地域の防火、防災に尽力した個人や団体へ、長崎県知事表彰（永年勤続功労章）59名、長崎市長賞（勤続表彰）333名、長崎市長賞（団体表彰）17団体、長崎市長表彰（一般表彰）2団体・個人8名、長崎県消防協会長表彰199名、長崎市消防長表彰などが行なわれた。また、おのうえの丘では、11時11時40分から16代の消防車が長崎港に一斉に放水した。昨年は新型コロナ感染防止のため中止、今年は分列行進及びパレードも中止し、2年振り規模も縮小して行われた。人命と財産、地域を守る消防団員・関係者皆様の諸活動に敬意を表する。
