長崎市議会は、6月26日令和6年第2回定例会において本会議を開き、一般会計補正予算(第2号)において内示等に係るものとして、児童福祉等施設整備事業費補助金3,391万5千円が上程され、関係する委員会に付託された。内示に係る補助金の概要は、市立仁田保育所及び緑ヶ丘保育所の民間移譲に伴い、幼保連携型認定こども園の創設に係る経費を助成するもの。該当施設は(仮称)仁田佐古こども園、事業期間は令和6~7年度〈令和8年4月供用開始予定〉、全体事業費6億30万7千円のうち令和6年度進捗相当分10%を計上。施設整備交付金は、当初、令和6年度第1次の協議において不採択となっていたが、第2次協議において内示を得たことから、令和8年4月供用開始に間に合うよう補正予算が計上された。
次に、長崎市議会建設水道委員会は、6月25日長崎都心まちづくり構想についてなど、所管事項調査を行ったのでその概要を掲載する。まちづくり構想は、令和4年度4月から令和6年度4月までの間、検討委員会や関係者等との意見交換を経て策定されている。大型プロジェクトから生じる効果を、「まちなか」を含む都市部全体に波及さえる等、ネットワーク型コンパクトシティ長崎の中核である都心部の賑わい、活力を維持・発展させていく必要がある。都心部を土地利用の特性に応じて、川辺のエリア、海辺のエリア、岬のエリア、まちなかのエリアに区分し、将来のまちづくりの方向性が示されている。すでに実施されている事業(長崎スタジアムシティ、長崎南北幹線道路など)もあれば、すでに構想・計画もある事業(市庁舎跡地整備、県庁舎跡地活用)など調査を行った。