2016年8月7日(日)被爆から71年「広島原爆の日」!

2016.8.6 広島平和記念式典会場前にて広島は8月6日(土)被爆から71年を迎え、午前8時から平和記念公園で「平成28年広島平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式)」が執り行われ、私たち核兵器廃絶長崎市議会議員連盟の役員4名も参列した。長崎市議会は、本年3月に議員連盟を設立し、広島・長崎市の両市が連携を図り、核兵器廃絶に向けた取り組みの一つとして広島を訪問した。当日は、午前7時20分までに「来賓受付」を済ませなければならず、交通規制や混雑を避けるため6時30分ホテルを出発、式典会場には早朝から多くの人が訪れていた。参列者は約5万人、91ヵ国の海外代表、被爆者や政府関係者、遺族代表並びに市民団体らが犠牲者のご冥福を祈った。この1年間で亡くなった原爆死没者は5511人、原爆慰霊碑に納められた被爆死没者の総数は30万3195人になった。

2016.8.6 広島原爆の日(慰霊碑に献花)1945年8月6日8時15分、広島に原爆が投下された時間に合わせ、原爆犠牲者の御霊に対しご冥福を祈り黙とうを行った広島の松井市長は平和宣言で、核兵器のない世界を追求する勇気を訴えたオバマ大統領の演説の一説を引用、核兵器廃絶に向けた行動理念として「情熱」を持って「連帯」し行動を起こすべきと提示し、各国の指導者に、信頼と対話による安全保障の仕組みづくりと被爆地訪問を訴えた。被爆者の平均年齢が80歳を超え、未来に向けて被爆者の思いや言葉を伝え、広めるには若い世代の力も必要である。日本国憲法が掲げる平和主義を体現する「核兵器なき世界」の実現を確実にするためには、核兵器禁止の法的枠組みが不可欠など宣言した。8月9日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典には、広島議連の役員5名が参列する事になっている。

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