核兵器廃絶長崎市議会議員連盟(井上重久会長)は、8月5日(金)・6日(土)議連役員4名で広島市議会を訪問し、核兵器廃絶広島市議会議員連盟役員らと「意見交換会」を行い、6日は平成28年広島平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式)に参列した。意見交換会では、広島・長崎市で本年3月、世界から核兵器の廃絶の実現を図り、もって国内外の人々と平和への思いを共有するとともに、長崎市をはじめ、国内外における平和活動に寄与することを目的に、核兵器廃絶議員連盟を設立して、公式的には初めての意見交換となった。
意見交換の内容は、今後の取り組みとして、①広島市と長崎市の平和式典への代表団での相互訪問について②広島・長崎両市の核兵器廃絶議員連盟の連絡協議会について③連絡協議会としての合同総会の隔年での相互開催について等話し合った。基本的に式典への相互訪問、連絡協議会はお互いに方向性を確認した。合同総会は、議連が立ち上がったばかりであり、足元の市議会をしっかり固め、とりあえず2年ピッチで開催の方向となった。具体的には、議連役員会を開催しながら両市議会でつめて行く事になった。今後の課題は、行政の役割や、被爆団体・関係先との連携を図りながら議連の役割を整理する必要がある。