前日に続き、三菱重工グループ労連長崎地区本部の「令和2年度職場懇談会」にける「福田地区幹線道路(国道202号)の進捗状況について」の質問を受けていましたので、その概要を掲載する。福田地区の道路整備については、平成17年8月26日福田バイパス建設促進期成会を結成し活動を進め、平成23年8月26日市長や関係団体代表者が構成する「一般国道202号(福田バイパス)道路整備促進協議会」を立ち上げ、福田バイパス建設を含む国道202号の交通環境の改善に向けて、今日まで3回の署名活動を行いながら、国や長崎県、長崎市に対して陳情・要請活動などを行って来た。これまでの要望活動を通じ、道路拡幅工事・バスベイの設置、交差点の改良など行われ危険要因が改善されている。現在、小浦船津公園前交差点から福田郵便局前交差点の約770m(福田工区)の区間において歩道整備・道路拡幅改良工事が行われており、用地取得は約9割となり海側の漁協との協議が纏まりつつある。
パチンコ跡地前(中浦バス停)のバスベイ新設は、地権者と交渉が行われているが、優先順位としては福田工区完成後、小浦工区(福田交番から中浦バス停)の歩道整備を進めるとの見解を頂いている。バイパス建設における県の見解は、整備に多額の費用がかかるとし「費用対効果」の面や、通過交通量が少ないとの調査結果を踏まえ、長期的課題であると示されているが、「人命を守る」「交通車両事故、自然災害時における代替輸送路の機能を果たす役割」など整備は必要不可欠であり、今後とも要望活動を継続していく。なお、現在、福田小学校区コミュニティ連絡協議会の中で、地域で出来る横断幕・のぼりを掲示するなど、安全啓蒙活動を展開し注意喚起を図っている。令和2年度も、8月4日長崎振興局に、8月18日長崎県・長崎県議会へ協議会のメンバーとして要望活動を行った。